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石川県能登町 【真脇遺跡縄文館】
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出土品紹介

縄文土器 装身具 石器
編物・縄・木製品 骨角器

真脇式 深鉢

pottery


国指定重要文化財

前期末葉

大きな筒型の波状口縁と粘土紐による細かい装飾が特徴的な土器です。この筒型の特徴的な口縁を持つ土器は関東から東北まで東日本で広く見つかっていますが、完全な形のものがたくさん見つかっているのは真脇遺跡だけです。波長部の形と、円形の文様が魚の目と口のように見えることから調査時より「お魚土器」の愛称で親しまれ、第46回石川国体の炬火台のモデルにもなりました。


新保式 鉢

pottery


国指定重要文化財

中期初頭

ご飯茶碗ほどの小さな鉢です。半分に割いた細い竹管で器面に押し引きの幾何学的な模様が描かれています。動物を形象した装飾突起が付けられており、目は赤く彩色されています。この突起は鳥あるいはマムシを象ったものと思われ、この時期の土器にまれに見られるものです。煮炊きのための土器ではなく、何か特殊な用途に使われていた可能性があります。まるで小さな鳥のように見えることから「鳥さん土器」の愛称で親しまれています。


     

古府式 有孔鍔付土器

pottery


国指定重要文化財

中期中葉

口縁部に穴の開いた中期に独特の土器です。皮を張って、穴に紐を通して留め、太鼓にするという説がありますが、中からヤマブドウが検出された事例もあり、酒造用の容器だったとも言われています。この土器は3号住居の炉の中に割った状態で敷き詰められていました。外側、内側がともに朱で赤く塗られていて特別な容器であったことが伺えます。有孔鍔付土器の中では全国でも最大級の大きさです。


真脇遺跡縄文館真脇遺跡縄文館

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真脇ポーレポーレ・縄文真脇温泉真脇ポーレポーレ・縄文真脇温泉

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